長男の時代(1)

父親が自殺し、長男として家族を養うために殺し屋の道を選んだ男・久能隼人。
こんな世の中で信じ合えるのはもはや家族だけ、決して夢を見ず、耐えるのが長男なのだ! 忠実に殺しの依頼を遂行し、ただひたすらに今の現実だけを生きる隼人の目に映るものとは…。
入魂のバイオレンスアクション大作!隼人に依頼された殺しの相手は、南米の特A級の殺し屋だった! しかも依頼相手は有名女優・山野蘭。
自分が殺し屋の実の娘であることを知り、その過去を抹殺するために父殺しを依頼したのだという。
早朝のゴルフ場で繰り広げられる特A級の殺し屋同士の熾烈な戦い。
父と子、家族、血のつながりとはなんなのか…?隼人の腕を見込んで、世界最大の殺し屋組織・レインアームが組織へ引き込もうと誘いをかけてきた。
それを断る隼人。
すると組織は隼人を始末すべく、殺し屋を日本に送り込んできた。
連絡係、恋人のタキ…、次々と無惨に殺される隼人の仲間たち。
しかし悲しみに浸る間もなく、隼人は決戦の地へと赴く!組織を内側から壊滅すべく、隼人はレインアームに入ることを決意した! アメリカの組織の本部へ向った隼人だが、NYのダウンタウンに丸腰で放り出される。
どうやら組織は自分を試しているらしい、隼人は更なる戦いへの序章として、まずはこのダウンタウンでのサバイバルに挑む!ついに殺人組織・レインアームの一員となった隼人。
常に行動を共にする連絡係に、ドミニクという若い美人の女性をつけられ、次々に殺しの指令をこなす日々を送る。
その一方で、毎晩のように抱いてくれと迫るドミニク。
実は彼女は隼人が組織から抜けられないように、子供を作れという指令を受けていた!続きはこちらから⇒ttp://www.ebookjapan.jp/shop/book.asp?sku=60006493